地域の物語を、みんなで使う
配って終わりを、終わりにする。
土地の物語を、QR付きの紙の札「地域百札(ちいきひゃくふだ)」に。地域のどのお店でも配れて、配ったあとも中身が切り替わり、働き続けます。
歴史がなくても、名物がなくても構いません。
現在、モニター地域を募集しています。
商工会・観光協会・DMO・商店街・まちづくり会社のみなさまへ
ご検討段階のご相談で構いません。
(軟水)
よいホール
つくった谷
甘味
とうふをつくる人
現地でしか手に入らない一枚が、次の旅を呼ぶ。
そのたびに、繰り返されること
同じ苦労を、繰り返していませんか。
催しのたびにゼロから企画し、参加店を集めて回る
会合、チラシ、説明、催促。準備だけで力を使い果たしてしまう。
終われば、何も残らない
手元に残るのは、写真と報告書だけ。翌年また、同じところから始める。
一部の店だけが得をして、不満が出る
「うちには関係ない」と言われてしまう。全員に等しく、が難しい。
「やった方がいいのは、分かっている。― でも、もう、そんな体力がない。」
これまでは、「◯月◯日まで」の催しでした。
チラシ、のぼり、ラリーの台紙。どれにも終わりの日が書かれていて、その日が来れば終わります。終わりの日がある限り、終わるたびにゼロからやり直すことになります。
地域百札は、イベントのない日常に、持続的に役立つしかけです。
地域百札とは
土地の物語を、"共通の仕組み"に。
土地の物語を一枚の「札」にして、
地域のどのお店でも配れるようにする仕組み。
その土地にあるもの
貼りっぱなしQR
会員のどのお店からも、手渡せる
手に入らない
周遊とリピートに
動いている札
札は、もう現場で働いています。
地域百札は、思いつきの企画ではありません。2018年から現場で育ってきた「札」の、いちばん新しい形です。
SAKE札
酒蔵の銘柄を、一枚の札に。地域百札の原型は、歴史ではなく「酒」から始まりました。

関ケ原の武将札(第一弾・第二弾)
関ケ原ファンクラブの入会特典として、第一弾の18枚を3回に分けて配布。第二弾へ続き、いまは常設です。裏面を並べると「関ヶ原の合戦図屏風」が完成します。イベントのない平日にも、会員は増え続けています。

秀ノ山部屋 推し札(大垣市「力士とどすこい!まち散歩」)
実在の力士の、人の札。イベント期間中はスタンプラリーとして働き、終了後は力士の星取表・最新情報へ切り替わる――「働き続ける配布物」の実例です。

実績はいずれも、主催者・運営者の皆さまが企画・運営し、かけはしがシステム部分でご一緒したものです。
展開例
たとえば、岐阜なら ― 天下布武編。
織田信長がこの地を「岐阜」と名づけ、天下布武を掲げた永禄10年(1567)。
人物・史実・風土をあわせて18枚、美濃平定から関ケ原へと続く物語を、一枚ずつ辿れるようにします。
奉じ上洛
信長の"岐阜"からはじまるストーリー。― 天下布武への一つの物語を、一枚ずつ辿れる形にしました。
構成の一例です。題材と枚数は、地域ごとに設計します。
地域百札は、歴史専用ではありません。― たとえば、こんな展開もできます。
ここに挙げたのは一例です。あなたの地域にあるものから、題材を一緒に選びます。
あなたの地域なら
歴史など、一般的な「大きな物語」がなくても、
いいのです。
そして――「題材は、こちらから3つご提案します」
地域の中に何軒あるかは、関係ありません。
― 1軒が、全国の"線"のどこに位置するかが決まれば、それでいいのです。
| ありふれた資源 | つながり方 | 全国の線 |
|---|---|---|
| 酒蔵1軒 | 仕込み水の硬度 | 硬水/軟水で全国の蔵をめぐる |
| 古いホール1館 | 音響設計・建築の年代 | 音の良いホールをめぐる |
| 土産物1品 | 製法の系譜(発酵・糀・塩など) | 同じ製法をめぐる |
| 見慣れた景色1か所 | 地形の成り立ち(湧水・断層・海岸線) | 同じ地形をめぐる |
蔵が1軒でも、「水の硬度」というつながり方があれば、それは全国の蔵と並ぶ1枚になります。― 探すのは"すごい資源"ではなく、"つながり方"です。それは、こちらが一緒に見つけます。
たとえば、こんなものでも。
どの町にもある、ごく平凡なもの。― それが、一枚の札になります。
丸型ポスト
三丁目坂
大黒湯
※〈郵便ポスト〉〈坂道〉〈銭湯〉の例は、つながり方の型を示す案です
題材は、こちらから3つご提案します。
最後の一枚
歴史も、名物も無いという町でも。
― どんな町にも、人はいます。
人も、地域の資源です。
名所や名物と同じように ― その町で続けられてきた仕事や営みが、そのまま一枚の札になります。
とうふをつくる人
畑をたがやす人
実在の力士の札(秀ノ山部屋 推し札)という実例が、すでにあります。
集めたくなる仕掛け
人は、空白があると
埋めたくなる。
歴史でも、酒でも、音でも。テーマが違っても、仕掛けは同じです。
(軟水)
よいホール
つくった谷
甘味
とうふをつくる人
音楽堂
裏面は、バラバラのまま

揃うと、裏面が一枚の絵になる
関ケ原の武将札では、裏面を並べると「関ヶ原の合戦図屏風」が完成します。

仕込み水の近い3つの蔵をたどると、3枚がそろいます。― そろえた人だけが読める、水の話がひらきます。※札の実例(SAKE札・2018)はあります。そろえる仕掛けは、これからの案です。
つくりの近いホールを3館めぐって聴くと、3枚がそろいます。※案です。
集める人には、旅の記録。― 地域には、また来る理由。
お店にとって
お店にお願いするのは、
渡すことだけです。
札は、お買い物や参加のおまけとして手渡すのが基本です。だから「その店で買うと、もらえる一枚」になり、お店に来る理由になります。
お願いするのは、
渡すことだけ。
集め方も、楽しみ方も、
札の裏に書いてあります。
特典のときは、
カードを見せてもらうだけ。
レジも、端末も、なにも要りません。
配ったあとも
同じ一枚に、
あとから足せる。
次はどこの札に出会えるか、
次回予告を先に少しだけ。
その場所に置かれた札を
読んだときだけ表示される案内。
史実の日には、設定した日時に
自動で読み物が切り替わります。
※3コマとも、同じ一枚・同じQRです。
地域が決めた内容の範囲でだけ切り替わります。勝手に中身が変わることはありません。
どのお店の情報を出すか、その順番やルールは、地域側で決められます。
差し替えは、こちらで承ります。刷り直す必要がありません。
実際に、秀ノ山部屋の推し札は、イベントが終わったあと、力士の星取表・最新情報へ切り替わって働き続けています。
手間の総量
事務局がやること、
やらなくていいこと。
- そのつどの企画立ち上げ
- 参加店の招集
- 人選び
- コンテンツの更新
- 端末の導入
- 終了後の集計・報告書づくり
- 置き場所の調整
- 差し替えの連絡(メール一本)
お願いすることと、こちらがやることは、始める前に一枚の文書でお渡しします。
導入の流れ
地域のみなさまにお願いすることは、
ほとんどありません。
ご相談
その土地の何を物語にするか。一緒に決めるところから始めます。
こちらが作ります
物語の調べもの、札のデザイン、QRの中身、次の行き先の設計まで。
渡すだけ
会員のお店で、お客様に手渡していただくだけ。あとは、札が働きます。
比較
これまでの打ち手と、
何が違うのか。
それぞれに良さがある前提で、観点別に整理しました。
| 打ち手 | 続くか | 誰が配れるか | 地域を越えるか | 手元に残るか | 事務局の手間 |
|---|---|---|---|---|---|
| イベント・祭り | ✕ | ○ | △ | ✕ | 大きい |
| デジタルスタンプラリー | ✕ | ○ | △ | ✕ | ふつう |
| 御朱印・御城印など | ○ | ✕ | △ | ◎ | 小さい |
| 値引き・クーポン | △ | ○ | ✕ | ✕ | ふつう |
| 地域百札 | ◎期間の概念がない(関ケ原で常設運用中) | ◎会員のどのお店でも | △つながる設計はあります。地域を越えた実例は、これからです | ◎現物の札 | 置き場所の調整と、差し替えの連絡だけ |
この表は、会内のご説明のたたき台にお使いください。
よくいただくご質問
その不安、
先にお答えします。
Q. 戦国モノがないとできないのでは?
A. 歴史は入口のひとつです。酒・音楽・土産・景色など、地域にあるものなら物語になります。題材は、こちらから3つご提案します。
Q. 実例はありますか。
A. あります。SAKE札(2018)から、関ケ原の武将札(第一弾・第二弾、現在は常設)、秀ノ山部屋の推し札まで。「札は、もう現場で働いています」の節をご覧ください。
Q. 会員に、どう説明すればいいでしょう。
A. 「どのお店でも配れます」とお伝えください。一部の店だけが得をする形になりません。むしろ、隣のお店からお客様が流れてくる仕組みです。
Q. 題材は、誰がどうやって決めるのですか。
A. まずこちらから3つご提案します。その中から、地域のみなさまで選んでいただく形です。決まったあとの調べもの・制作・運用は、こちらで行います。
Q. エリアの考え方は?
A. まずはご相談ください。地域ごとの状況をうかがいながら、一緒に考えます。
Q. 事務局に、人手がありません。
A. 企画も、制作も、運用もこちらで行います。みなさまにお願いするのは、置き場所のご調整だけです。会合の招集も要りません。
Q. 単発で終わりませんか。補助金が切れたら?
A. 期間という概念のない設計です。「開催」し直す必要がないので、その都度の費用も、企画の立ち上げも発生しません。
Q. スタンプラリーと、何が違うのですか。
A. ①終わらない ②現物が手元に残る ③地域を越えて広がる ― この3点です。集めて終わりではなく、次の旅につながります。
Q. 費用はどのくらいですか。
A. 現在はモニター地域を募集しており、期間中の費用・条件は、地域の状況に合わせてご相談の中で決めます。次の節をご覧ください。
お金のこと
いまは、
モニター地域を募集しています。
札そのものは、2018年のSAKE札から現場で形を育ててきました。「地域百札」としてのご提供はここからです。正式な料金表はこれからつくります。そこで、最初にご一緒いただく地域を「モニター」として募集しています。
決まっていないことを、決まっているように言うことはしません。
みんなで、持ち寄る
ひとつの物語を、"共通言語"に。
店・宿・自治体・鉄道 ― 地域の誰もが"担い手"になって、持ち寄る。
歴史を、
知る人
歴史コンテンツ事業者
売る・配る、
場所
史跡・施設
地域を、
預かる人
DMO・地域団体
人を、運び・
広める人
メディア・スポンサー
"やりきり"の催しでなく、
地域に根づく一枚を。
まだ検討段階でも構いません。売り込みはいたしません。
「第一号のモニターとして、一緒に始めたい」というご相談も歓迎です。
一緒に決めていただくのは、題材と置き場所だけ。つくるのは、こちらです。