地域の物語を、みんなで使う

配って終わりを、終わりにする。

土地の物語を、QR付きの紙の札「地域百札(ちいきひゃくふだ)」に。地域のどのお店でも配れて、配ったあとも中身が切り替わり、働き続けます。

歴史がなくても、名物がなくても構いません。

現在、モニター地域を募集しています。

商工会・観光協会・DMO・商店街・まちづくり会社のみなさまへ
ご検討段階のご相談で構いません。

歴史札
織田 信長
岐阜・第一弾
酒札
仕込み水
(軟水)
◯◯町の蔵
音札
残響の
よいホール
◯◯市民会館
?
風景札
湧水が
つくった谷
◯◯高原
?
土産札
糀でつくる
甘味
◯◯商店
人札
毎朝4時
とうふをつくる人
中央商店街

現地でしか手に入らない一枚が、次の旅を呼ぶ。

そのたびに、繰り返されること

同じ苦労を、繰り返していませんか。

催しのたびにゼロから企画し、参加店を集めて回る

会合、チラシ、説明、催促。準備だけで力を使い果たしてしまう。

終われば、何も残らない

手元に残るのは、写真と報告書だけ。翌年また、同じところから始める。

一部の店だけが得をして、不満が出る

「うちには関係ない」と言われてしまう。全員に等しく、が難しい。

「やった方がいいのは、分かっている。― でも、もう、そんな体力がない。」

これまでは、「◯月◯日まで」の催しでした。

チラシ、のぼり、ラリーの台紙。どれにも終わりの日が書かれていて、その日が来れば終わります。終わりの日がある限り、終わるたびにゼロからやり直すことになります。

地域百札は、イベントのない日常に、持続的に役立つしかけです。

地域百札とは

土地の物語を、"共通の仕組み"に。

土地の物語を一枚の「札」にして、
地域のどのお店でも配れるようにする仕組み。

土地の物語
歴史・自然・人・産品。
その土地にあるもの
›
札(現物+QR)にする
現物カード+
貼りっぱなしQR
›
どの店でも配れる
店・宿・施設・史跡。
会員のどのお店からも、手渡せる
›
来訪者が集める
現地でしか
手に入らない
›
次の店・次の地域へ
QRが次の行き先を案内。
周遊とリピートに

動いている札

札は、もう現場で働いています。

地域百札は、思いつきの企画ではありません。2018年から現場で育ってきた「札」の、いちばん新しい形です。

酒札
SAKE札
2018・岐阜

SAKE札

酒蔵の銘柄を、一枚の札に。地域百札の原型は、歴史ではなく「酒」から始まりました。

SAKE札のセット。酒蔵の銘柄ラベルとQRコードが印刷された札が並ぶ
歴史札
武将札
第一弾・第二弾

関ケ原の武将札(第一弾・第二弾)

関ケ原ファンクラブの入会特典として、第一弾の18枚を3回に分けて配布。第二弾へ続き、いまは常設です。裏面を並べると「関ヶ原の合戦図屏風」が完成します。イベントのない平日にも、会員は増え続けています。

関ケ原の武将札 第一弾18枚の全景。家紋と武将の情報、裏面には関ケ原合戦図屏風の断片、QRコードが印刷された名刺大の札
人札
推し札
秀ノ山部屋

秀ノ山部屋 推し札(大垣市「力士とどすこい!まち散歩」)

実在の力士の、人の札。イベント期間中はスタンプラリーとして働き、終了後は力士の星取表・最新情報へ切り替わる――「働き続ける配布物」の実例です。

秀ノ山部屋の推し札。力士の写真と四字の書、QRコードが印刷された札8枚

実績はいずれも、主催者・運営者の皆さまが企画・運営し、かけはしがシステム部分でご一緒したものです。

展開例

たとえば、岐阜なら ― 天下布武編。

織田信長がこの地を「岐阜」と名づけ、天下布武を掲げた永禄10年(1567)。
人物・史実・風土をあわせて18枚、美濃平定から関ケ原へと続く物語を、一枚ずつ辿れるようにします。

人物札
織田 信長
人物札
斎藤 道三
人物札
木下 藤吉郎
人物札
竹中 半兵衛
人物札
徳川 家康
人物札
石田 三成
史実札
墨俣一夜城
史実札
楽市楽座
史実札
義昭を
奉じ上洛
史実札
本能寺の変
史実札
関ケ原の戦い
風土札
金華山
風土札
岐阜城
風土札
長良川
風土札
長良川鵜飼
?
?
?

信長の"岐阜"からはじまるストーリー。― 天下布武への一つの物語を、一枚ずつ辿れる形にしました。

構成の一例です。題材と枚数は、地域ごとに設計します。

地域百札は、歴史専用ではありません。― たとえば、こんな展開もできます。

歴史
岐阜・天下布武編
実例あり=武将札
酒
仕込み水の系譜
実例あり=SAKE札
音楽
音響・建築の系譜
こんな展開も
土産
製法の系譜
こんな展開も
景色
地形の成り立ち
こんな展開も

ここに挙げたのは一例です。あなたの地域にあるものから、題材を一緒に選びます。

あなたの地域なら

歴史など、一般的な「大きな物語」がなくても、
いいのです。

地域百札
歴史
戦国編/豊臣兄弟編/真田編…
酒
音楽
土産
景色

そして――「題材は、こちらから3つご提案します」

地域の中に何軒あるかは、関係ありません。
― 1軒が、全国の"線"のどこに位置するかが決まれば、それでいいのです。

ありふれた資源つながり方全国の線
酒蔵1軒仕込み水の硬度硬水/軟水で全国の蔵をめぐる
古いホール1館音響設計・建築の年代音の良いホールをめぐる
土産物1品製法の系譜(発酵・糀・塩など)同じ製法をめぐる
見慣れた景色1か所地形の成り立ち(湧水・断層・海岸線)同じ地形をめぐる

蔵が1軒でも、「水の硬度」というつながり方があれば、それは全国の蔵と並ぶ1枚になります。― 探すのは"すごい資源"ではなく、"つながり方"です。それは、こちらが一緒に見つけます。

たとえば、こんなものでも。

どの町にもある、ごく平凡なもの。― それが、一枚の札になります。

ただの郵便ポスト
›
風土札
昭和39年式
丸型ポスト
設置年代でめぐる
ただの坂道
›
風土札
海が見える
三丁目坂
勾配・眺望でめぐる
ただの銭湯
›
風土札
宮造り
大黒湯
建築様式でめぐる

※〈郵便ポスト〉〈坂道〉〈銭湯〉の例は、つながり方の型を示す案です

水で繋ぐ
硬度・水源をたどる
時間帯で繋ぐ
朝夕・季節をたどる
音で繋ぐ
音色・音響をたどる
手仕事で繋ぐ
製法・技をたどる

題材は、こちらから3つご提案します。

最後の一枚

歴史も、名物も無いという町でも。
― どんな町にも、人はいます。

人も、地域の資源です。

名所や名物と同じように ― その町で続けられてきた仕事や営みが、そのまま一枚の札になります。

人物札(第一集)
毎朝4時
とうふをつくる人
会える場所:中央商店街
人物札(第一集)
50年
畑をたがやす人
会える場所:産直市

実在の力士の札(秀ノ山部屋 推し札)という実例が、すでにあります。

集めたくなる仕掛け

人は、空白があると
埋めたくなる。

歴史でも、酒でも、音でも。テーマが違っても、仕掛けは同じです。

酒札
仕込み水
(軟水)
音札
残響の
よいホール
風景札
湧水が
つくった谷
土産札
糀でつくる
甘味
人札
毎朝4時
とうふをつくる人
歴史札
織田 信長
酒札
伏流水の蔵
音札
木造の
音楽堂
風景札
河岸段丘
?
?
?
あと 3 枚で、揃う。

裏面は、バラバラのまま

›
関ケ原合戦図屏風の全景(六曲一隻)

揃うと、裏面が一枚の絵になる

関ケ原の武将札では、裏面を並べると「関ヶ原の合戦図屏風」が完成します。

武将札第一弾18枚の裏面を6×3で並べると関ケ原合戦図屏風が一枚の絵として完成する対応図。1枚の札(井伊直政陣跡)が屏風のどこに当たるかを示している
酒

仕込み水の近い3つの蔵をたどると、3枚がそろいます。― そろえた人だけが読める、水の話がひらきます。※札の実例(SAKE札・2018)はあります。そろえる仕掛けは、これからの案です。

音楽

つくりの近いホールを3館めぐって聴くと、3枚がそろいます。※案です。

集める人には、旅の記録。― 地域には、また来る理由。

お店にとって

お店にお願いするのは、
渡すことだけです。

札は、お買い物や参加のおまけとして手渡すのが基本です。だから「その店で買うと、もらえる一枚」になり、お店に来る理由になります。

お願いするのは、
渡すことだけ。

集め方も、楽しみ方も、
札の裏に書いてあります。

特典のときは、
カードを見せてもらうだけ。

レジも、端末も、なにも要りません。

配ったあとも

同じ一枚に、
あとから足せる。

旅マエ

次はどこの札に出会えるか、
次回予告を先に少しだけ。

旅ナカ

その場所に置かれた札を
読んだときだけ表示される案内。

旅アト

史実の日には、設定した日時に
自動で読み物が切り替わります。

※3コマとも、同じ一枚・同じQRです。

地域が決めた内容の範囲でだけ切り替わります。勝手に中身が変わることはありません。

どのお店の情報を出すか、その順番やルールは、地域側で決められます。

差し替えは、こちらで承ります。刷り直す必要がありません。

実際に、秀ノ山部屋の推し札は、イベントが終わったあと、力士の星取表・最新情報へ切り替わって働き続けています。

手間の総量

事務局がやること、
やらなくていいこと。

やらなくていいこと
  • そのつどの企画立ち上げ
  • 参加店の招集
  • 人選び
  • コンテンツの更新
  • 端末の導入
  • 終了後の集計・報告書づくり
事務局がやること
  • 置き場所の調整
  • 差し替えの連絡(メール一本)

お願いすることと、こちらがやることは、始める前に一枚の文書でお渡しします。

導入の流れ

地域のみなさまにお願いすることは、
ほとんどありません。

壱

ご相談

その土地の何を物語にするか。一緒に決めるところから始めます。

弐

こちらが作ります

物語の調べもの、札のデザイン、QRの中身、次の行き先の設計まで。

参

渡すだけ

会員のお店で、お客様に手渡していただくだけ。あとは、札が働きます。

比較

これまでの打ち手と、
何が違うのか。

それぞれに良さがある前提で、観点別に整理しました。

打ち手続くか誰が配れるか地域を越えるか手元に残るか事務局の手間
イベント・祭り✕○△✕大きい
デジタルスタンプラリー✕○△✕ふつう
御朱印・御城印など○✕△◎小さい
値引き・クーポン△○✕✕ふつう
地域百札◎期間の概念がない(関ケ原で常設運用中)◎会員のどのお店でも△つながる設計はあります。地域を越えた実例は、これからです◎現物の札置き場所の調整と、差し替えの連絡だけ

この表は、会内のご説明のたたき台にお使いください。

よくいただくご質問

その不安、
先にお答えします。

Q. 戦国モノがないとできないのでは?

A. 歴史は入口のひとつです。酒・音楽・土産・景色など、地域にあるものなら物語になります。題材は、こちらから3つご提案します。

Q. 実例はありますか。

A. あります。SAKE札(2018)から、関ケ原の武将札(第一弾・第二弾、現在は常設)、秀ノ山部屋の推し札まで。「札は、もう現場で働いています」の節をご覧ください。

Q. 会員に、どう説明すればいいでしょう。

A. 「どのお店でも配れます」とお伝えください。一部の店だけが得をする形になりません。むしろ、隣のお店からお客様が流れてくる仕組みです。

Q. 題材は、誰がどうやって決めるのですか。

A. まずこちらから3つご提案します。その中から、地域のみなさまで選んでいただく形です。決まったあとの調べもの・制作・運用は、こちらで行います。

Q. エリアの考え方は?

A. まずはご相談ください。地域ごとの状況をうかがいながら、一緒に考えます。

Q. 事務局に、人手がありません。

A. 企画も、制作も、運用もこちらで行います。みなさまにお願いするのは、置き場所のご調整だけです。会合の招集も要りません。

Q. 単発で終わりませんか。補助金が切れたら?

A. 期間という概念のない設計です。「開催」し直す必要がないので、その都度の費用も、企画の立ち上げも発生しません。

Q. スタンプラリーと、何が違うのですか。

A. ①終わらない ②現物が手元に残る ③地域を越えて広がる ― この3点です。集めて終わりではなく、次の旅につながります。

Q. 費用はどのくらいですか。

A. 現在はモニター地域を募集しており、期間中の費用・条件は、地域の状況に合わせてご相談の中で決めます。次の節をご覧ください。

お金のこと

いまは、
モニター地域を募集しています。

札そのものは、2018年のSAKE札から現場で形を育ててきました。「地域百札」としてのご提供はここからです。正式な料金表はこれからつくります。そこで、最初にご一緒いただく地域を「モニター」として募集しています。

モニター期間中の費用・条件は、地域の状況に合わせて、ご相談の中で決めます。
札の在庫や、どんな数字をいつご報告するかも、モニター条件の中で一緒に取り決めます。
仕組みそのものは、2018年のSAKE札から現場で動いてきたものです。モニターでお願いしたいのは実験ではなく、料金と提供の形を一緒に仕上げることです。
始める前に、やめるときの扱いも取り決めてからスタートします。

決まっていないことを、決まっているように言うことはしません。

みんなで、持ち寄る

ひとつの物語を、"共通言語"に。

店・宿・自治体・鉄道 ― 地域の誰もが"担い手"になって、持ち寄る。

歴史を、
知る人

監修者・郷土史家・
歴史コンテンツ事業者
知見が「現地でしか手に入らない一枚」に

売る・配る、
場所

土産物店・観光案内所・
史跡・施設
新しい来店動機に

地域を、
預かる人

自治体・観光協会・
DMO・地域団体
街なかの周遊と、また来てくれる人づくりに

人を、運び・
広める人

鉄道・旅行会社・
メディア・スポンサー
沿線・商品への送客と露出に

"やりきり"の催しでなく、
地域に根づく一枚を。

モニターについて話を聞いてみる

まだ検討段階でも構いません。売り込みはいたしません。

「第一号のモニターとして、一緒に始めたい」というご相談も歓迎です。

一緒に決めていただくのは、題材と置き場所だけ。つくるのは、こちらです。

しばらくお待ちください...